「カタクリズム(Cataclysm)」とは、非常に大規模で、破壊的で、突然の大きな変化や出来事を指す言葉です。

ギリシャ語の「kataklysmos(大洪水、破滅)」に由来しています。

主に以下のような文脈で使われます。

  1. 一般的な意味:

    • 自然災害: 地球規模の大洪水、巨大地震、大規模な火山噴火など、広範囲に壊滅的な影響を与える自然現象。
    • 社会・政治的な激変: 国や文明が崩壊するような革命、大規模な戦争、社会構造が根底から覆されるような事態。
    • 比喩的: 人生における壊滅的な出来事や、ある状況が劇的に悪化する様を表すのに使われることもあります。
  2. ファンタジーやSFなどの作品における設定:

    • 特にゲームや小説、漫画などで、「カタクリズム」は世界の歴史の中で起こった、惑星や文明の存亡に関わるような破滅的な大事件を指す固有名詞として使われることがあります。例えば、神々の戦いによる世界の分裂、未知のエネルギーによる地形の激変、古代文明の崩壊などです。
  3. 固有名詞としてのゲームタイトル:

    • 有名な例としては、オンラインゲーム「World of Warcraft」の拡張パック名である 「World of Warcraft: Cataclysm」 があります。この拡張パックでは、ゲーム世界全体に巨大な破壊と変化をもたらす出来事が描かれました。

要するに、「カタクリズム」は**「大変動」「大災害」「破滅的な出来事」「世界の崩壊」**といった意味合いで使われる、非常に衝撃的で大規模な事象を表す言葉です。